山本特許法律事務所

SHUSAKU・YAMAMOTO

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4チーム12名を束ねる、IPパラリーガルのリーダー。

元気がよかったからなのか、しっかりしていると思われたのでしょうか。1年目からIPパラリーガルのリーダー見習いになり、2年目からリーダーになりました。今では商標チーム、外ⅠOAチーム、特許担当秘書チーム、外Ⅰ登録年金チーム。この4チームを束ねています。メンバーは12名。特許庁や裁判所に提出する書類の準備、クライアントへの報告、特許料の支払い手続き、案件のスケジュール管理など、IPパラリーガルが担当する仕事は数限りなくあります。これらはミスがなくて当たり前。すべてが正確に行われるように、みんなの仕事を最終的に確認しています。受付や人事など、総務的な業務も私が担っています。
ひとりで仕事はできません。だから毎日全員でミーティングを行い、その都度状況を共有。みんなで助け合う体制を作っています。体調が悪いときは、引き継いで帰ってもらってもいい。個人が抱え込むのではなく、チームとして仕事を完遂させることを考えています。


クライアントを思うと、チーム間の垣根だっていらない。

1日に扱う特許庁への提出書類は、100~200件ほど。以前は残業をしながら、なんとかその日中に処理を終わらせていたんです。早く終わらせることなんて無理とさえ思っていました。でも、やり方を変えればどうにかなるんじゃないか。そう考えて、リーダー間で話し合って書類を作成する体制を構築することを提案しました。すると、夕方にはすべてを終えることができるようになり、素早い対応が可能になったんです。クライアントのためになる提案であればすぐに実現し、実行されるのがこの事務所の特徴です。
特許担当や翻訳担当などいろんな職種の人たちと仕事を進めていきます。その中には、外国人のスタッフもいます。これまでのルールにとらわれるのではなく、垣根を壊さないと、同じ方向を向くことができない。自分たちの都合ではなく、クライアントのために最もいいことは何なのか。それをリーダーとして考え続けていきたいですね。


IPパラリーガルのプロフェッショナルに、理想のリーダーに近づきたい。

9年目になりました。でも、まだまだ知らないことが多いと感じます。担当している4チームのことに関してはわかっているつもりですが、完璧かどうかと言われたら怪しいかもしれない。ほかのチームのこととなると、まだわからないことが多い。私には専門性を持ったIPパラリーガルのプロフェッショナルになりたいという思いがあります。時間はかかるかもしれません。それでも、当事務所で行われている仕事をすべて把握できるようになりたいんです。
仕事の量が多かったり、期限が差し迫っていたり、くじけそうになることも正直言ってあります。でも、リーダーとしてそんな姿は見せられません。しんどそうにしていたら、まわりが気をつかってしまいますから。どんなときでもこちらから話しかけ、コミュニケーションを取ることを心がけています。厳しいけれど温かい、そんなリーダーになることが私の目標です。

Column

仕事は本気でやりきる。遊ぶときも全力で。それが当事務所の特徴のひとつです。所員旅行やクリスマスパーティなども綿密に計画して実行。休日を充実させると、クオリティの高い仕事ができるように感じます。そして充実した仕事ができると、楽しい休日を過ごすことができるのではないでしょうか。

2012年4月 掲載