山本特許法律事務所

SHUSAKU・YAMAMOTO

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日々、当所の「 Speed & Quality 」の理念を実行しています。

私は、海外から日本に特許出願をする手続きを行うチームに所属しています。チームでは主に新規出願に関わる業務を中心に行なっており、業務としては、特許庁へ提出する書類の作成、期限管理や英文レターの作成、データの入力等幅広く携わっています。当所には、日々数多くの案件依頼がきますが、1件1件依頼内容や指示が異なる為、全てのクライアントからの要求を正確に読み取り、確実に実行することが求められます。
その為、日々の業務では、迅速且つ正確さを意識し厳密な期限管理に努め、その上で、弁理士や特許担当者がスムーズに案件に取り組めるように心掛けています。クライアントのために仕事を行い、当所の「 Speed & Quality 」の理念を忠実に実行することが『顧客優先』であると考え日々業務に励んでいます。

涙が出るほど嬉しかった勝ちの審決。

私がこれまでの仕事の中で一番嬉しかったことは、ある事件の勝訴です。数年間にわたり、無効審判、審決取消請求事件、侵害訴訟が複数並行して係属していました。外部の弁護士の先生方も複数関わっており、クライアントや弁護士の先生方とのやりとりも毎日のようにありました。また、特許庁や裁判所への主張書面や証拠書類の提出や相手方から書類を受領することも幾度もありました。クライアントからのレターや書類を受領すると、すぐに各弁護士や弁理士担当者・外国人スタッフに報告し、指示を受けることの積み重ねでした。何十号証におよぶ証拠を準備する際も、たかがコピーとりと思われるかもしれませんが、頭を使い何人体制でどのように進めるのかを考え、工夫しながら進めます。自分たちが準備した書類を郵便局に出し終わるたび、すごく達成感を感じました。この事件は複数の件が関係するので、流れを整理し理解しながら正確に作業をしなければならないため、いつも責任の重さを感じていました。最後に勝ちの判決を受けたときは、本当に涙が出るくらい嬉しかったです。今でもその喜びは忘れられません。この事件を通し、入所したときから教育されてきた立案・実行・報告がいかに大切で、いざというときに力を発揮するためには、普段から努力や訓練が必要であると改めて痛感しました。人の話をきっちり聞く、常に相手のことを考えて心配りをする、自分のひとつひとつの仕事に最後まで責任を持ち、迅速に正確に進めることを常に課題としていました。何事も手を抜かず、常にやりきれば必ず自分の力になります。もちろんIPパラリーガルは内容に直接関わりませんが、担当IPパラリーガルとして勝ちたいという想いを強く持って取り組めたことは、やりがいであり、よい結果に繋がったことは誇りでした。この仕事に就いてほんとによかったと思いました。


この事務所では、全てを叶えられると確信しました。

私は、ある会社に内定を頂いており、4月からの入社を前に研修のためアルバイトを半年間していました。そのアルバイトを通し、4月からの入社をとても不安に感じていました。悩んだ結果、2月末に内定を辞退し、4月まであと1ヶ月といった頃、再度就職活動を始めました。当所の求人を見たのは、新聞でした。今まで特許という分野に触れたことや、知的財産ビジネスが世界をより良い繁栄と成長へと導くという考えは、当時の私にはありませんでした。ただ、求人やホームページを見て国際的で将来に続く知的な世界なんだという印象でした。面接で初めてオフィスを訪れた際は、初めて近くで見るクリスタルタワーの洗煉された美しさと存在感に圧倒されました。面接を終え事務所を出るときには、『ここで働きたい!!』と強く思っていました。私が、就職活動をしていた際、ルーティンワークのような事務作業を毎日するのではなく、自分の頭を使い専門知識が求められる事務をしたいと考えていました。また、私自身の性格から、自分が前に立つというよりは、誰かをサポートしそれがビジネスの成功に繋がる、そんな職場で働きたいと思っていました。この事務所では、全てを叶えられると確信しました。世界中から集まる弁護士・弁理士・特許担当・商標担当・IPパラリーガルが一丸となってお客様のために日々真剣に仕事ができることは、当所の魅力だと思います。


使命感を持って仕事に取り組んでいます。

この10年間で、出願、審査請求に係る手続、サーチや無効審判、審決取消請求事件、特許権侵害事件を担当するIPパラリーガルとして仕事をしています。IPパラリーガルの仕事の中に、重要な期限管理があります。たくさんある期限をひとつずつ確認し、1件1件きっちりとやりきることが求められます。また、簡単に思われますが、書類のコピーやファイリングするにしても、きれいで丁寧な仕事が不可欠です。私たち秘書は、クレーム、明細書、主張書面などの内容までは関わりませんが、それをクライアントや特許庁、裁判所に提出する最後のところを担います。ものを売っていない私たちにとって、サービスや書類が商品です。弁護士・弁理士・特許担当・商標担当が時間をかけ苦労して作成したものを、私たちのいい加減さで台無しにしてはなりません。なにより、私たちが扱う仕事は、お客様のビジネスに関わるかけがえのない財産です。その使命感をこの10年間常に忘れず仕事をしています。入所して10年目を迎えますが、特許の法律知識、英語力などスキルとして求められるもの、正直、素直、謙虚など人として求められるものも多くまだまだ勉強の日々です。厳しいこともたくさんありますが、だからこそ努力や苦労を重ねて始めて仕事の面白さや喜び、やりがいを感じられ、長く続けられているのだと思っています。

Column

チャレンジ精神を遺憾なく発揮できる職場です。

当事務所では国籍や性別を問わず、多種多様な才能豊かな人材が集まっています。その多様性を当事務所の強みとしています。1つ仕事ができるようになると、新しい仕事をすることができ、また新しい仕事ができるようになると、更に新しい仕事をすることができ、どんどん出来る仕事が増えていきます。いちから学び色々なことを吸収しチャンス掴みたいという意欲、どんな小さなことでも任された仕事に最後まで向き合い、自己の責任を果たしていきたいという高い志を持ち続けることができる環境が当所にはあります。自らの可能性を信じ挑戦していきたいというチャレンジ精神のある方にとって、毎日がワクワクする職場だと思います。

2013年4月 掲載